厚生省研究事業では、アトピー性皮膚炎・喘息・アレルギー性鼻炎の主原因が、80%以上寝具の中のダニアレルゲン(ダニのフン・死がい・脱皮ガラ・その粉末)と明らかにされており、薬物療法に先んじて、1.ダニアレルゲン除去寝具が最重要、2.次いでお部屋(特に寝室)の掃除ダニアレルゲンの除去・回避)が最も重要と報告されております。しかしながら、現在、厚生労働省担当部局における啓発が不十分のため、環境因子の指導されていない医師が、全国アンケートからしても多いことが確認されています。
以前より、現在も尚、(当社の)防ダニ布団について、「高いから・・」という理由で、医師からの指導がされない、という声を患者さんから伺っております。高いか安いかは、患者さんがお決めになることであって、多くの患者さんの声は、「改善すれば安いです!」「長期の薬代や治療費を考えれば、思い切って防ダニ布団を使ってよかったです!」「●かゆい、●息が苦しい、●寝られないストレスから開放されたので、むしろもっと早く知って、使っていればよかったです・・」とご連絡いただく度に、発明者冥利に尽きます。「アレルギー相談室では、寝具を含む、住環境対策の重要性の説明を受けましたが、 お医者さんからは、それらの一切の説明が無かったのは今になってはとても残念だし悔しい思いです。」というお声もたくさんあります。

※平成27年12月25日、議員立法により、アレルギー疾患対策基本法が施行されましたが、改めて、医師をはじめとする、医療従事者が、厚生省研究事業としての成果において、既に明らかにされているWHO(世界保健機関)が提唱する、基準値(ハウスダスト1g中のアレルゲン量、2μg/g dust以下が発症を抑制する閾値)において、適切なご指導を行なっていただく必要があります。